ハンガリーは2020年までに農産物輸出倍増を目指しています
ハンガリー外務貿易省次官が来日し積極的にアピールしました


 去る3月、ハンガリー外務貿易省のマジャール次官が来日し、3月3日~6日、幕張メッセで開かれたFOODEXのハンガリーブースの視察をはじめ、ガール・ヘルガ氏ガール・ヘルガ氏 ハンガリー外務貿易省ワイン&ガストロノミー顧問ハンガリー産品の日本での販路拡大のため、精力的に動きました。
 まず2日にはハンガリー大使館においてハンガリー外務貿易省公式最高ランクワイン7銘柄の試飲会が開かれました。同省専属ソムリエでもあるガール・ヘルガ氏による解説を受けて日本ソムリエ協会理事佐藤陽一氏が講評を述べる形で会は進みました。
 ハンガリー外務貿易省はワインを外交上の重要な道具と位置付け、独自に格付けしたワインを世界中のハンガリー公館に送っています。その内容は国によって違いますが、日本には最高級品が提供されています。
 続いて次官、大使を迎えてハンガリーの豚肉紹介のセミナーが開かれました。ハンガリーがワインと並んで重要輸出品として位置付けている豚肉について、4社の代表が日本のバイヤーに自社製品をアピールしました。
 次官からは①ハンガリーは東方マーケットを重視する、②政府が主導権をとりながら農家を支援していく、という二本柱をもって2020年までに農産物輸出を倍にし新たに30万人の雇用を創出するという政府の計画が紹介されました。併せてハンガリー農産物はマージンが期待できること、新技術の導入で日本市場に適した産品がつくれることを強調しています。
 翌3日はFOODEXの初日、次官はハンガリーブースを視察し出展者と意見を交わし激励をしていました。
 去年に比べ出展スペースが格段に広くなったことをみてもハンガリー政府の日本市場攻略にかける意気込みが伝わってきました。
(本誌取材班)