ハンガリー国オルバーン・ヴィクトル首相と同令夫人が「公式実務訪問賓客」として平成25年11月21日~23日に来日しました。当協会は「駐日ハンガリー大使館商務サポートオフィス」として、また「日本ハンガリー経済交流促進協議会」の事務局として、この訪問がより有意義なものとなるよう、各方面に働きかけを行いました。
【JETROでのセミナーと覚書調印】
 21日には日本貿易振興機構(JETRO)で「日本・ハンガリービジネス投資セミナー」が開催されると共に、オルバーン首相、ヴァルガ経済大臣、シーヤールトー政務次官、セルダヘイ駐日ハンガリー大使、石黒経済産業審議官、山本駐ハンガリー日本大使の立会いの下、JETROの宮本副理事長とビレク・ハンガリー投資貿易促進公社(HITA)副会長により、覚書が調印されました。
【首相歓迎昼食会】
 続いて駐日ハンガリー大使館でオルバーン首相を囲む日本政財界有力者の昼食会が開かれ、当協会代表理事米田も出席して、両国の政財界交流の深化に努めました。
【ハンガリー文化観光局開所式】左後:駐ハンガリー山本大使中央左後:駐ハンガリー山本大使 中央右前:米田代表理事テープカットを控えてテープカットを控えて
 昼食会の後、オルバーン首相の立ち会いの下、バログ・ゾルターン文化教育大臣と城西大学水田宗子理事長により、ハンガリー文化観光局の開所式が行われました。
【ハンガリー勲章授与式】
 続いてオルバーン首相は、同国アーデル・ヤーノシュ大統領に代わり、日本とハンガリーの友好親善に尽くしてきた7名に対して、大使館において勲章の授与を行いました。授与式を終えて授与式を終えて授与式授与式
代表理事米田は、城西大学理事長水田宗子氏、三井不動産㈱代表取締役会長岩沙弘道氏と共に、ハンガリー国功労中十字勲章を受章しました。またハンガリー国騎士十字勲章を4名の方が受章しました。
【両国首脳会談】
 21日夕刻には、安倍晋三内閣総理大臣とオルバーン首相が首脳会談を行い、会談後「日本とハンガリーとの共同声明 21世紀における新たなパートナーシップ」を発出し、共同記者発表が行われました。
【日本・ハンガリー企業交流会】
 総理官邸で首脳会談が行われている21日の夕刻、ハンガリー投資貿易促進公社と当協会が事務局をつとめる日本ハンガリー経済交流促進協議会が中心となって、両国の企業交流会がハンガリー大使館で開催されました。オルバーン首相とともに来日したハンガリー企業約60社と日本企業が交流を深めました。
【日本・ハンガリービジネスフォーラム】
 22日10時より、経団連において「日本・ハンガリービジネスフォーラム」が開催され、米倉経団連会長、オルバーン首相の挨拶に続き、鈴木経産省大臣官房審議官、エバ弁護士(ベーカー&マッケンジー法律事務所)、ビレク・HITA副会長よりハンガリー投資の魅力が語られ、オルバーン首相オルバーン首相米倉経団連会長米倉経団連会長続いて会場を移して、ハンガリー企業との個別のビジネスミーティングが開催されました。
【両陛下、皇居宮殿において御引見】
 22日、天皇皇后両陛下は、皇居宮殿において、オルバーン首相夫妻を御引見になりました。
   公益社団法人 国際経済交流協会
 ハンガリー大使館商務サポートオフィス
日本ハンガリー経済交流促進協議会 事務局

 「ハンガリーフェア in 横浜」が平成26年11月6日(木) 17時30分から、横浜市の中心に位置するロイヤルホールヨコハマの「ベルサイユの間」で開かれた。
 主催者は当協会が務め、駐日ハンガリー大使館が共催し、外務省・日本貿易振興機構(JETRO)・ハンガリー国立貿易促進公社・神奈川県・横浜市・横浜商工会議所・日本ハンガリー経済交流促進協議会の後援、ハンガリーに進出しているスズキ、デンソー、日清食品、日本を代表する企業の一つであるNTT DATAや横浜の有力企業である東亜ガスをはじめとする27社の協賛を得ての開催であった。
 2年前の平成24年、当協会が事務局を務めて日本からハンガリーへの投資を促すために「ハンガリー投資促進シンポジウム」を開催した。今回のフェアは、ハンガリーの物産を日本に紹介し、ハンガリーから日本への輸出を増やして両国の経済交流をより活発にすることを目的として開催された。外務貿易大臣と国立貿易促進公社社長がわざわざこのために来日したことをみても、ハンガリー側のフェアにかける期待が分かる。
 ハンガリー物産を紹介するため、既にワイン、蜂蜜、陶磁器、羽毛、刺繍、チョコレートなどの物産を輸入している各社がそれぞれ出店し展示と試食の場を設けた。ハンガリー製品と言えばこうした農産物と工芸品を思い浮かべるのが普通だが、出身国別で言えばノーベル賞受賞者が一番多い国がハンガリーであることからも想像されるように、理数系にも優れた国であり、世界的に高い評価を受けている建築ソフトハウスの日本支社も参加しアピールした。またハンガリーは医学教育でも有名で、ハンガリーに留学して医師免許をとり国際的に活躍しようとする日本人も増えている。そこでこうした留学斡旋を行っているハンガリー医科大学事務局もブースを出してプログラムを紹介するなど、総勢17社がハンガリーの産業・物産の紹介にあたった。
 フェアは、元衆議院議員・当協会理事 勝又恒一郎の司会により、まず当協会代表理事米田建三の主催者挨拶に始まり、シーヤルトー・ペーテル外務貿易大臣による、このフェアをきっかけとして両国経済関係が一層進展することを期待する特別講演があり、続いてケレケシュ・ジョルジュ国立貿易促進公社社長の日本との一層の貿易拡大に期待するスピーチがあった。日本側からはまず飯村豊外務省参与・東南アジア協力担当大使が、両国交流史を踏まえつつ今後の発展への期待を語り、黒岩祐治神奈川県知事が910万県民を代表して祝辞をのべ、柏崎誠横浜市副市長による林文子横浜市長の祝辞代読に続き、JETROの𠮷村宗一理事による乾杯の辞の後、懇談の部に移った。
 懇談の部では、ハンガリー紹介ビデオの上映やハンガリーの歌と舞踊の披露に加えて両国親善のため日本舞踊も演じられ、参加者から盛んな拍手が送られた。またハンガリー大使館シェフによるハンガリー料理と大使館選定のハンガリーワインやビールも提供され、参加者は料理・ワインや歌と舞踊に親しむことを通じてハンガリーという国への理解を深め、出展企業のブースでハンガリー物産を直接手に取り、あるいは試食・試飲をすることにより、今後のビジネス交流のきっかけをつかんでいた。
 当日は、300名を超える参加者を迎えて満員の盛況であり、ハンガリー側も日本の熱意に大変感銘を受けて帰国の途についた。

 このフェアの開催に当たっては、各方面から多大なご支援を頂きました。ここに記して感謝の意を表します。

(国際経済交流協会 事務局)